香港スクールソーシャルワーカーとの懇談

【香港スクールソーシャルワーカーとの懇談】
2018年2月22日、副代表の須永と弁護士チームの足立で、香港のスクールソーシャルワーカー2名と懇談をいたしました。

今回は、昨年からいじめ予防授業をさせていただいているYMCA高等学院から、日本でいじめ問題に取り組んでいるNPOとしてご紹介いただきました。
香港でも深刻な問題となっているいじめについて、日本との共通の要因や香港で自分たちが取り組めること等を勉強するため、日本でいじめに取り組んでいる各所を訪問しているとのことでした。私たちからは、いじめの起きやすい学校の構造やシステムについてや、当NPOの取り組みについてご紹介いたしました。
当NPOが弁護士チームを有するという特殊性に、大変興味を持たれていました。
(当NPOの取り組みについては、stopijime.jp、stopijime.orgの2サイトをご覧ください。)

香港でも同じようなストレッサーがあるとのことでした。一方で、香港が相当以前からスクールソーシャルワーカーを導入し、今ではほぼ常勤となっていること、1クラスに教師は2人で生徒の人数も25~35人とやや少なめであること、定期テストの数も少ないこと等、日本との相違点についてもご教示いただき、有意義な情報・意見交換ができました。

今後、ストップ・いじめ!ナビでは、いじめの問題について国際的な交流も深めていく予定です。