【秋のいじめ予防授業】都内各所で実施中(弁護士チーム)

ストップいじめナビ!弁護士チームは、今年の秋も、都内を中心に「いじめ予防授業」を実施しています。
以下は、私立の3つの中学校での実施の様子をまとめました。いじめ!ナビでは、これからも積極的に授業・講演活動を行っていく予定です。
また、授業だけではなく教職員の皆様のための「教職員研修」についても講演依頼を受け付けております。 教員研修担当の先生、お問合せをお待ちしています。

20170906豊島岡中1

 

 

 

 

◆◇私立豊島岡女子学園中学校 いじめ予防授業◇◆

平成29年9月6日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士真下麻里子、石垣正純、卯木叙子、足立悠、飯野恵海、金子春菜の6名が、私立豊島岡女子学園中学校にて、中学一年生を対象にいじめ予防授業を行いました。

中学一年生は、初めてのいじめ予防授業ですので、今年はまず、いじめ問題の基本である「いじめの定義」について学んでいただきました。 その際用いた事例は、物の貸し借りからトラブルに発展するという内容でしたが、日常にありそうな事例であるだけに、みなさん大変興味を抱きながら聞いてくださいました。

この授業を通して、「いじめ」の定義は思っているより広いこと、その理由の大切さ、そして、相手に落ち度や自分の不満を「いじめ」という手段を用いて解決してはならないことなどを学んでくださったら大変嬉しく思います。

◆◇私立文教大学付属中学校 いじめ予防授業◇◆

平成29年10月5日(木)、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士小島秀一、飯野恵海、金子春菜、馬場大祐の4名が、私立文教大学付属中学校にて、中学三年生を対象にいじめ予防授業を行いました。

文教大学付属中学校三年生の皆さんは、去年に引き続き二回目のいじめ予防授業ですので、今年はいじめを発生させない環境づくりにおいて重要な概念となる「いじめの四層構造」について学んでいただきました。 その際用いた事例は、クラス全体で参加する合唱コンクールの練習からトラブルに発展するという内容でしたが、日常にありそうな事例であるだけに、みなさん大変興味を抱きながら聞いてくださいました。 この授業を通して、「いじめ」がどのようにして起きるのか、「いじめ」を発生させない環境づくりのためには各人が何をすることができるのかなどを学んでくださったら大変嬉しく思います。

 

◆◇私立富士見中学校 いじめ予防授業◇◆

平成29年10月12日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士飯野恵海、小島秀一、金子春菜、真下麻里子の4名が、私立富士見中学校にて、中学3年生を対象にいじめ予防授業を行いました。

富士見中3年の皆さんにとっては、2回目のいじめ予防授業でした。 皆さんには、前回学んだいじめの定義等を復習しながら、いじめを起こさせない環境づくりについて重要な概念となる「いじめの四層構造」について、ワークショップを通じて学んでいただきました。

ワークショップでは、合唱コンクールという生徒の皆さんにとって身近な出来事を題材に、いじめを起こさせないために、いじめの四層構造にあてはめ、誰が、どの時点で、何ができたかということを生徒の皆さんに考えていただき、発表していただきました。 クラスの中には、生徒の皆さんからの提案で、被害者にならないためにどうしたらいいか、いじめの被害者になってしまったら(被害者になりそうなとき)どうしたらいいか、ということについて、考えていただいたクラスもあり、多様な視点をもって積極的に自分たちで考える姿勢に、大変嬉しく思いました。

いじめは他人事ではなく、いつ、誰の身にも起こりうる、自分事なのです。 「いじめ」を起こすクラスの「空気」を、「いじめ」を起こさせない・許さない「空気」へと変えることが重要です。今回の授業が、生徒の皆さん一人一人の「いじめ」を起こさせない・許さない「空気」づくりの一助になれば大変嬉しく思います。

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