【いじめ予防授業】豊島岡1年生
2025年4月16日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士真下、上西、服部の3名で、豊島岡女子学園中学校1年生全6クラスを対象にいじめ予防授業を行いました。
DVDの貸し借りが原因で生じた仲良し5人グループのトラブル事例を使って、①この中で誰が一番悪いと思うか、②今回の一連の行為はいじめだと思うか等、生徒さんに質問を投げかけながら検討を深めました。
その後の解説では、
①法律上のいじめの定義とその目的を理解し、いじめについての共通認識を持ってほしいということや、
②今回の事例において良くなかった点は、相手にムカついたこと(内心)ではなく、相手を傷つけるという手段を選択したことである、
などを伝えました。
授業の中で色んな意見を聞くと、自分と同じように考える子もいれば、違う視点で考える子もいるということに、生徒さんたちが気づきます。
どの意見もそれ自体が素晴らしいものであり、どちらかが正解でどちらかが不正解というものではありません。自分と他人は違う人間であり、どちらも尊重されるべき存在であるということは、いじめ問題を考える上で、とても重要なことです。
今回は、入学して1週間ほどのタイミングで授業をやらせていただきました。
この授業を踏まえて、クラスのみんなが過ごしやすい雰囲気が自然と出来上がってくれれば嬉しい限りです。
豊島岡女子学園中学校・高等学校 HP:https://www.toshimagaoka.ed.jp/