いじめを生む教室
子どもを守るために知っておきたいデータと知識

代表理事、荻上チキによる「いじめを語るため」に必須の本。
発行:PHP研究所
発売:2018年7月

著者:荻上チキ(ストップいじめ!ナビ代表理事・評論家)
1981年生まれ。評論家。ラジオ番組「荻上チキSession-22」(TBSラジオ)パーソナリティ。同番組にて、2015年度2016年度とギャラクシー賞を受賞。

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【内容紹介】
いじめ議論を一歩先に進めるために、必読の一冊!
いじめに関する悲惨なニュースが連日のように報じられ、そのたびに多くの議論が交わされるが、その中には具体的な根拠に欠ける当てずっぽうな「俗流いじめ論」も少なくないと著者はいう。
一方で、メディアには取り上げられずとも、いじめが社会問題化して以来30年以上にわたり、日本でも世界でも数々の研究が行われ、多くの社会理論が磨かれてきた。
そうした数多くの研究データを一挙に紹介しつつ、本当に有効ないじめ対策とは何かを議論する。

【目次】
第1章 これでいいのか、日本のいじめ議論
第2章 データで読み解くいじめの傾向
第3章 大津市の大規模調査からわかったこと
第4章 「不機嫌な教室」と「ご機嫌な教室」
第5章 理論で読み解くいじめの構造
第6章 「ブラック校則」調査から見えたこと
第7章 ハイリスク層へのサポート
第8章 メディアが飛びつくネットいじめ
第9章 教員の課題と「いじめ防止法」
第10章 大人に求められること

NPOの活動が始まってから6年、私たちが行ってきた調査や発信の活動の積み上げが、この一冊にしっかりと収まっています。
データやいじめの最新議論が知れるばかりではなく、私たちが大切にしてきた議論や視点、行ってきた活動なども知っていただく一冊となりました。
みなさま、ぜひ多くの方にご紹介いただき、共通した情報のもとで「いじめをなくす」ための活動の輪を広げていきませんか。

スクールロイヤーにできること
学校現場の悩みを法でサポート

◆学校関係者必見! スクールロイヤー活用ガイド◆
編者:ストップいじめ!ナビ弁護士チーム
版元:日本評論社
定価:1,900円+税
ISBN:978-4535563742

「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」初の書籍を出版!
最近、徐々に話題になっている「スクールロイヤー」制度。2018年度から文部科学省の事業としても配置され、これから学校現場に拡大されつつあります。
とはいっても、今までのイメージであった「教育委員会」や「学校」の単なる《顧問弁護士》とは違うのがこの制度。
学校で起こっているさまざまな問題・課題を、もっと日常に即した形で具体的に、解決するためのヒントがいっぱい詰まっています。
「法律に関する本」はやや難しいんじゃない? と思っておられるあなた! 本書の前半は特に「物語風」にわかりやすく解説しています。日常の、具体的なトラブルに少しでもお役に立てれば幸いです。
ぜひ、本書を学校現場などで「使いこなし」ていただき、よりよい学校空間になっていきますように……!!

★代表荻上チキ推薦!★
「学校には、校則という名の「オキテ」はあっても、法律という名の「ルール」がない!?
法律家から見た学校、弁護士が果たせる役割とは。「スクールロイヤー」入門の決定版だ。

本書(オビコメント)より

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【著者】弁護士チーム

真下麻里子、井桁大介、石田愛、小島秀一、足立悠、清水秀俊、西野優花、石垣正純、櫻井光政、飯野恵海、泉智之、片山敦朗、岡田常志、金子春菜、國松里美、松坂拓也

【もくじ】

第1章 スクールロイヤーがやってくる!
第2章 スクールロイヤーと学校法務
  SL導入の段取り/学校の法的責任とは/学校経営に必要な個人情報保護/労務管理/外部者との契約交渉/保護者対応/
  ブラック部活・体罰/セクシャルハラスメント/ブラック校則・指導死/学校事故/少年事件/SNSトラブル/
  懲戒処分/不登校
第3章 スクールロイヤーといじめ対策
  いじめ防止法とは/いじめ予防/いじめの初期対応/重大事態/SLと教育委員会
第4章 スクールロイヤーとこれから――ナビの活動紹介
参考文献/執筆者一覧

【はじめにより(抜粋)】
本書は、日本初の教職員向けスクールロイヤーの取扱説明書です。
2018年4月、文科省がスクールロイヤーの試行を始めることを発表しました。8月には仙台市がスクールロイヤーを募集するとして話題になりました。実は大阪市では、大阪弁護士会と連携した独自のスクールロイヤー制度が2011年頃から始まり、試行錯誤を重ねて少しずつ実務に定着しつつあります。
~略~
もしかすると、本書をお読みになる方の中には「スクールロイヤーを導入すると、こんなに『ああしろ、こうしろ』と言われるのか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは大きな誤解です。「ああしろ、こうしろ」という不寛容な姿勢が現場をよくすることなどありません。少なくとも私たちの考えるスクールロイヤーはそうした存在ではありません。また、スクールロイヤーの存在によって現場の負担がかえって重くなるようなこともあってはなりません。そのしわ寄せが必ず子どもに行ってしまうからです。
私たちは、法を振りかざして義務ばかりを強調したいのでは決してありません。多くの現場の方々と共に「少ない負担で教育現場に法的な視点を導入する方法」を検討していきたいのです。そうした議論がスクールロイヤーを真に現場に役立つ存在にしていくのだと信じています。本書がそのきっかけになれば望外の喜びです。
本書を手に取る皆様に、スクールロイヤーの魅力が伝わることを願います。
――執筆者一同

本書(はじめに)より

弁護士秘伝! 教師にもできるいじめ予防授業

「いじめ授業」をどうするか考えている先生方に
著者:真下麻里子(ストップいじめ!ナビ理事・弁護士)
版元:教育開発研究所
定価:2,000円+税
ISBN:978-4865605068

◆「いじめ予防授業」どうしたらいいの? という教職員に 「弁護士秘伝!」です◆

 理事の真下麻里子の初の単著が出版!!
 「いじめ予防授業」を展開している、弁護士チームで当団体理事の真下麻里子が「いじめ予防授業」のノウハウを詰め込んだ本を出版しました。
 いじめ予防授業の中身は、「いじめはダメ!」「こんなにやばいぞ!」と上から脅したり押し付けるのではなく、「いじめってそもそも何?」「なぜいじめはいけない、といわれているの?」「法律で考えると?」「あなたはどう思う?」といった、子ども・生徒たちに「考える」ことや「より具体的に動く方法」を促進するためのヒントを投げかけいく授業になっています。これらの授業内容は、実は「完全オリジナル」。授業の構成案は、真下麻里子が中心になって作り上げてきました。
 さらに、「先生自らが活用」したり、日常で法律をうまく使うことで、課題や問題を解決するヒントを収めた「活用例」も紹介しています。

 日々、いじめや日常の人間関係のトラブルを解決したい、学校や教室の空気を変えていきたい! と思っている先生方に応援のメッセージを込めて。本書を学校現場などで「使いこなして」いただければと思います。
 そして……本書の「付録」として、本を手に取っていただいた方へ、授業で配布していただける資料が「ダウンロード」していただけます。ぜひ、いじめ予防授業の資料もご活用ください!

★荻上チキ推薦!★
「授業づくりのプロ」の皆様へ。「法律のプロ」とコラボしませんか?
ストップいじめ。そのためにできることが、ここにあります。

【書籍販売サイト】

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【もくじ】

第1章 いじめ予防授業
◆いじめ予防授業とは
1 いじめ予防授業ができるまで  (1) はじめに  (2) 私が「いじめ予防授業」を作ったきっかけ (3) 教育学部で学んだこと (4) 「弁護士らしい授業」とは? (5) いじめをやってはいけない理由 (6) 「ダメ」ばかりではダメ
2 いじめ予防授業の目的や使い方  (1) 授業の目的 (2) 「いじめ予防授業」の使い方の例

◆いじめ予防授業【実践編】
※下記の各授業実践について、授業の目標・進め方・実際の子どもたちの反応・解説のポイント・法律用語を使わない説明の仕方等を解説!
1 「いじめの定義」を学ぼう─「DVD事例」
2 「いじめの構造」を学ぼう─「合唱コンクール事例」
3 「中立」を考えてみよう─「助けた後事例」
4 模擬調停をやってみよう

第2章 「法」の積極的な活用例
1 はじめに
2 いじめ防止法の見方を変えてみる
3 「護身術」は専門職の基本
4 トラブルから身を守るための「習慣」  (1) 弁護士が教わる護身術  (2) 教員の場合
5 いじめ防止法を活用してみる
  (1) いじめ防止法制定経緯から見る重要条文 (2) 定義と報告義務 (3) 22条組織と情報共有体制 (4) 基本方針は“みんな”を守る (5) 重大事態

【資料編】・いじめ予防授業配布資料  ・いじめ防止対策推進法 全文

【はじめにより(抜粋)】
 私はこれまで、NPO法人ストップいじめ!ナビの弁護士として、さまざまな学校でいじめに関する授業や講演などを行ってきました。
 その活動を通して思うのは、一見複雑に見えるような学校内の問題も、法的視点を入れることですっきりと整理されるということです。法的視点を用いた交通整理により、教員の方々をはじめとする関係者の心理的・時間的負担を減らし、学校をより風通しのよいものにできると感じています。
 一般に、法は「誰かを規制するもの、縛るもの」というイメージがありますが、それは法を一面的に捉えているにすぎません。本来法は、個人の尊厳を守るため、私たち一人ひとりが幸せに生きるために存在します。このことは、私たち法律家が最初に学ぶとても大切な視点です。ですから、そうした目的をもって作られた方を活用しない手はないのです。
~略~
 特に日本のいじめは、仲間外れや無視・悪口などのコミュニケーション操作系のものが多いため、「どちらも悪い」とか「喧嘩両成敗」といったあいまいな結論にされがちです。道徳教育の学習指導要領では、「多面的・多角的な見方」をその評価の視点の一つとしていますが、こういった“結論をあいまいにすること”が多面的・多角的な見方ではけっしてないということにも注意が必要です。大人がしっかりとした軸をもってこの問題に向き合うことが、子どもたちから多面的・多角的な見方を引き出す環境を作るのです。
 本書だけでいじめ問題の全てを網羅できるものでは決してありませんが、少しでも現場の教員の方々の“視点”を増やすことに貢献できれば、これほど嬉しいことはありません。
 ――真下麻里子

ブラック校則 理不尽な苦しみの現実

いじめ!ナビメンバーも参加した、「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」の活動が1冊に
著者:荻上チキ(評論家)・内田良(名古屋大学准教授) 編著
発売:東洋館出版社
定価:1620円+税
ISBN:978-4-491-03557-4

「ブラック校則」特設サイト:https://t.co/dV8XvoK3xV

●内容紹介
 2017年、生まれつき髪が茶色の高校生が学校から髪を黒く染めるよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になったことから裁判を起こしました。
​この報道をきっかけに行われた、全国的な調査から見えてきたのは、生まれつき茶・金髪の高校生の2割が黒く染めさせられている、女子生徒の下着の色を検査され、没収さえされるといった「ブラック校則」の現状です。
 この本では、「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」による詳細な統計データや、苦しむ子ども・保護者の声のほか、司法・貧困・トランスジェンダーなどの多様な論点、そして保護者・教師自身からみた校則の問題など、多様な論点からブラック校則の現状と、その解決策を探ります。

●編著:荻上 チキ
評論家。「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」スーパーバイザー。TBSラジオ「荻上チキ Session-22」メインパーソナリティ。
●編著:内田良
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。専門は教育社会学。スポーツ事故、組み体操事故、「体罰」、教員の部活動負担や長時間労働などの「学校リスク」について広く情報発信している。

●目次
はじめに
第1部 調査から見えるブラック校則の現在
 第1章 データで見るブラック校則 荻上チキ・岡田有真
 第2章 ブラック校則の具体事例 荻上チキ

第2部 子どもたちの理不尽な苦しみ
 第3章 子どもの安全と健康が脅かされる 内田 良
 第4章 司法から見る校則 真下麻里子
 第5章 校則が及ぼす経済的な負担 渡辺由美子
 第6章 当事者研究からみた学校の生きづらさ 綾屋紗月
 第7章 校則に内在する性規範 増原裕子

第3部 ブラック校則をなくすには
 第8章 制服の「あたりまえ」を問いなおす 内田康弘
 第9章 命を追いつめる校則 大貫隆志
 第10章 教師が見る校則の功罪 原田法人
 第11章 保護者から見る校則 大塚玲子
 第12章 学校だけが悪者なのか? 内田 良

対談 ブラック校則から「ホワイト校則」へ 荻上チキ × 内田 良
ブラック校則 想定問答