【新刊】「ブラック校則」出版販売開始! 「いじめを生む教室」とご一緒に、ぜひ書店で!

この夏「いじめ」と「ブラック校則」の2冊の新刊が発売!
これからの学校、教育を考える上での、重要で必読で、話題の2冊。
ぜひ「夏の読書ラインナップ」に加えてみませんか?

①「ブラック校則 理不尽な苦しみの現実」(荻上チキ・内田良)
amazon:https://amzn.to/2MsTWNt

②「いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識」(荻上チキ)
amazon:https://amzn.to/2vsySjA

(2018年8月上旬、2冊の本とも「amazonランキング」各部門で「第1位!」獲得しました!)

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【その1】「ブラック校則 理不尽な苦しみの現実」
「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」の活動から生まれた本が、早々と書籍として出版!

荻上チキ(評論家)・内田良(名古屋大学准教授) 編著
2018年8月3日発売 定価:本体1620円(税別)
ISBN:978-4-491-03557-4 東洋館出版社

amazon:https://amzn.to/2MsTWNt
「ブラック校則」特設サイト:https://t.co/dV8XvoK3xV

●内容紹介
2017年、生まれつき髪が茶色の高校生が学校から髪を黒く染めるよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になったことから裁判を起こしました。
​この報道をきっかけに行われた、全国的な調査から見えてきたのは、生まれつき茶・金髪の高校生の2割が黒く染めさせられている、女子生徒の下着の色を検査され、没収さえされるといった「ブラック校則」の現状です。

この本では、「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」による詳細な統計データや、苦しむ子ども・保護者の声のほか、司法・貧困・トランスジェンダーなどの多様な論点、そして保護者・教師自身からみた校則の問題など、多様な論点からブラック校則の現状と、その解決策を探ります。

●編著:荻上 チキ
評論家。「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」スーパーバイザー。TBSラジオ「荻上チキ Session-22」メインパーソナリティ。

●編著:内田良
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。専門は教育社会学。スポーツ事故、組み体操事故、「体罰」、教員の部活動負担や長時間労働などの「学校リスク」について広く情報発信している。

●目次
はじめに
第1部 調査から見えるブラック校則の現在
第1章 データで見るブラック校則 荻上チキ・岡田有真
第2章 ブラック校則の具体事例 荻上チキ

第2部 子どもたちの理不尽な苦しみ
第3章 子どもの安全と健康が脅かされる 内田 良
第4章 司法から見る校則 真下麻里子
第5章 校則が及ぼす経済的な負担 渡辺由美子
第6章 当事者研究からみた学校の生きづらさ 綾屋紗月
第7章 校則に内在する性規範 増原裕子

第3部 ブラック校則をなくすには
第8章 制服の「あたりまえ」を問いなおす 内田康弘
第9章 命を追いつめる校則 大貫隆志
第10章 教師が見る校則の功罪 原田法人
第11章 保護者から見る校則 大塚玲子
第12章 学校だけが悪者なのか? 内田 良

対談 ブラック校則から「ホワイト校則」へ 荻上チキ × 内田 良
ブラック校則 想定問答

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【その2】「いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識」

荻上チキ(ストップいじめ!ナビ代表・評論家)
2018年7月13日発売 定価:本体920円(税別)
ISBN:978-4-569-84077-2 PHP新書

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●内容紹介
いじめに関する悲惨なニュースが報じられ、そのたびに多くの議論が交わされますが、その中には具体的な根拠に欠ける当てずっぽうな議論も少なくありません。
一方で、いじめが社会問題化して以来30年以上にわたり、日本でも世界でも数々の研究が行われ、多くの社会理論が磨かれてきてもいます。

そうした数多くの研究データを一挙に紹介しつつ、本当に有効ないじめ対策とは何かを議論します。いじめ議論を一歩先に進めるために、必読の一冊!

●著者:荻上チキ(ストップいじめ!ナビ代表理事・評論家)
1981年生まれ。評論家。ラジオ番組「荻上チキSession-22」(TBSラジオ)パーソナリティ。

●目次
第1章 これでいいのか、日本のいじめ議論
第2章 データで読み解くいじめの傾向
第3章 大津市の大規模調査からわかったこと
第4章 「不機嫌な教室」と「ご機嫌な教室」
第5章 理論で読み解くいじめの構造
第6章 「ブラック校則」調査から見えたこと
第7章 ハイリスク層へのサポート
第8章 メディアが飛びつくネットいじめ
第9章 教員の課題と「いじめ防止法」
第10章 大人に求められること