【いじめ授業】千葉県で弁護士チーム「いじめ予防授業」実施

弁護士チーム写真

1月25日、千葉県西部の中学校で、弁護士チームによる「いじめ予防授業」を実施しました。
今回は、1学年の6クラス=6人の弁護士によって、授業を実施させていただきました(今回は、ライオンズクラブさんのご協力により実施いたしました)。

弁護士チームのいじめ授業は、単に「いじめはダメ!」と伝え諭すのではなく、いたずらやいじめについて考えてもらうために、「物の貸し借りによるトラブル例」を紹介し共有しつつ、いたずら・いじめとはなんだろうか、どうやったらいじめの空気を変えられるのか、どのようなきっかけでいじめがはじまるのかなど、「いじめになりやすいきっかけ」をもとに、どうしたらいいのかを一緒に考える、というところが特徴です。
もちろん、弁護士として「いじめ防止対策推進法」の解説や、いじめの構造、いじめが起こる背景など、少し専門的なこともわかりやすく織り交ぜつつお話もさせていただいています。

教室内の子どもたちからは、次々に、トラブル例に関する意見、それも賛否両論の意見が飛び出したり、弁護士とのやりとりが行われていました。

1時間という短い時間で、いじめが収まる環境が整った!と断言して考えているわけではもちろんありませんが、弁護士という日常とは少し離れた立場でお話しすることで、別な角度から考えるきっかけや、その後の人間関係をよくするための方法を見つけてもらえればなと思っております。
中学校の先生方、関係者のみなさん、ありがとうございました。

写真は、授業前の打ち合わせで、少々神妙な面持ちの弁護士先生たち(+見学の弁護士)。