9月, 2018年

【いじめ予防授業】豊島岡女子学園にて実施

2018-09-13

◆◇いじめ予防授業報告 中学校◇◆

平成30年9月5日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士 石垣、飯野、金子、真下、岡田、片山の6名で、豊島岡女子学園中学校にいじめ予防授業を行いました。

今回は、中学一年生が対象の授業でした。
授業は、初回で行わせていただくことの多い「DVDの貸し借り事例」を読み、この事例はいじめと思うか、いじめだと思わなくとも自分がやられたら嫌か、どうすれば良かったのかなど、質問を投げかけやりとりする形ですすめました。

授業の冒頭のアイスブレイクでは各弁護士の自己紹介や日頃行っている弁護士の仕事についての説明も行いました。片山弁護士の担当するクラスでは、片山弁護士の琵琶演奏の一幕もあり、どのクラスでもほぐれた雰囲気の中で授業が進められました。

各クラスとも子どもたちが活発に忌憚ない意見が出され、質問に対して真摯に答えてくれる学生に弁護士チームもいじめ予防授業のやりがいを感じました。

今回は、いじめ相談アプリを開発中の青山学院大学法学部2年生の堀江さんも見学に来てくれました。
堀江さんの見学レポートも下記にございます。

今後、豊島岡女子学園中学校では、今回の授業を踏まえ、次回は「同調圧力事例」を基にグループワークを行う予定です。
ストップいじめナビ!弁護士チームは、これからも積極的に授業のほか、学校関係者への講演活動を行っていく予定です。
講演の実施に関しては、下記のアドレスからお問い合わせください。

———————————-
いじめ相談アプリtalkushの開発メンバーの一人の、青山学院大学法学部法学科2年の堀江亮佑と申します。
平成30年9月5日、豊島岡女子学園にて行われたいじめ予防授業の見学をさせていただきました。
私自身、このようないじめ予防授業を受けたことはありましたが、弁護士の皆様が主体の授業というのは初めてでしたので、見学できるのを心待ちにしていました。

今回は中学一年生が対象の授業でした。

私は片山敦朗弁護士の授業を見学させていただきました(なお、書記を任されましたので、黒板に板書するということもしておりました)。
まず、驚いたのは片山弁護士が授業のツカミとして琵琶を演奏された点でした。いじめ予防授業とのギャップが激しく、ツカミという点において、これほど有効なものはないなと感じました(ハンドフルートバージョンのツカミもあるそうで、これまた驚きました)。
授業そのものは、生徒の皆さんが非常に積極的に議論に参加されていました。片山弁護士に近い前方の生徒さんだけではなく、後方の生徒さんも自分の意見をしっかりと話していたというのは、非常に印象的でした。特に、グループの仲間外れに関する部分では、より議論の熱が上がったように見受けられました。これは、女子校という性質もあってか、グループについてより強い認識をもっているからではないかと、私自身は考えております。

さらに、片山弁護士が投げかける質問に対するレスポンスが非常に速いと感じました。それだけ授業に授業に集中し、自分の頭でしっかり考えているというスタンスの表れではないかと、感じました。ともすれば、結論が見えやすいという性質上、表面的な理解のみにとどまりがちになってしまうこの授業で、これだけしっかり考えて授業に取り組むというのは、非常に興味深く思うのと同時に、ある種の感動を覚えました。

全体を通して感じたことは、いじめそのものをしっかりと否定するために、単にケースの分析や法律に関する話だけではなく、随所に具体例や心に響くキーワードなどが散りばめられており、表面上のみの「いじめはよくない」という論に導くだけではなく、理と情の両面をしっかり押さえることによる説得力に満ちた授業だなと、見学を通して思いました。

堀江亮佑


【報道】夏休み明けやいじめに関する報道

2018-09-02

8月下旬から、「夏休み明け」や「いじめ」に関して、さまざまな形で、報道が続いています。
私たちも、夏休み明けに関する報道に際して、取材依頼を受け、一部コメントや発信などをおこないました。

・NHKEテレ いじめをノックアウト!スペシャル第11弾=荻上チキ生放送出演(8月30日)
http://www.nhk.or.jp/ijimezero/sp11/index.html

・東洋経済オンライン「日本の「いじめ対策」決定的に欠けている視点」=荻上チキ、新刊の内容を一部掲載(8月19日)
https://toyokeizai.net/articles/-/232049

・TBSラジオ「Session-22」=「荻上チキ渾身のいじめ対策講座 ~データと社会理論からみる本当に有効な対策とは?」荻上チキ本人がメインパーソナリティーのラジオで、まとめて報告(8月31日)
内容は、下記、音声配信でご視聴いただけます。
https://www.tbsradio.jp/288706

・J-WAVE  「JAM THE WORLD」UP CLOSEコーナー=荻上チキ生出演(8月22日)
「いじめを生む教室」を執筆した内容の一部を、フォトジャーナリスト安田菜津紀さんのナビゲートで紹介。
内容が、下記記事でご覧になれます。
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/08/822-2.html

・不登校新聞(BLOGOS)=須永祐慈講演抄録掲載(8月31日)
7月にいじめをテーマに行った講演を抄録として不登校新聞の紙面に掲載(9月1日号)
http://blogos.com/article/321821/

・日本テレビ「スッキリ」=須永祐慈コメント出演(8月31日)
いじめ問題に子どもはどう向き合うべきか(などの内容)

・NHK静岡放送局「たっぷり静岡」=須永祐慈電話コメント出演(8月22日)
夏休み明けの自殺に関するニュース

・静岡放送SBSラジオ「IPPO」コーナー=須永祐慈電話コメント生出演(9月4日)
夏休み明けの自殺に関するニュース

 

夏休み明けに関する自殺の防止のための取り組みが広がることに関しては歓迎ですが、なかにはミスリードやまちがった情報の拡散なども散見されます。発せられる報道に関しては、注意を払いつつ、具体的な方策に対する議論が積み重ねられることを期待します。(参照=いじめ報道に関するガイドライン)

今後も引き続き、いじめやそれらに関する課題や問題について、継続した情報発信を行ってまいります。


Copyright(c) 2014-2018 stopijime.navi All Rights Reserved. Design by Cloud template