Archive for 2017

【講演】私立星美学園中学校にて

2017-07-19

平成29年7月1日(土)、弁護士チームの小島秀一と飯野恵海が、中学1年生を対象に講演を行いました。

講演では、日常的によくある事例を題材に、「『いじめ』とは何か」、「『いじめられる方にも原因がある論』は何故間違いといえるのか」、「『いじめの芽』が生じた時、周囲はどのように対応すればよいか」、などについてお話しをしました。

今回は、合計120分という長時間の講演でしたが、終了間際の時間においても、多くの生徒さんが積極的に発言をしてくださったことが、とても印象的でした。 集中力を切らさず、熱心に聴いてくださった生徒さんたちに、改めて感謝します。

「いじめ」とは何か、一見単純そうに見えて、とても難しいこの命題について、少しでも認識を深めて頂けていれば、とても嬉しいです。

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【いじめ予防授業】豊島岡女子中学3年生

2017-07-12

平成29年5月31日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士足立悠、石垣正純、飯野恵海、馬場大祐、石田愛、金子春菜、真下麻里子と、当NPO副代表理事須永祐慈の8名が、私立豊島岡女子学園中学校にて、中学3年生を対象にいじめ予防授業を行いました。

メインテーマとして取り上げたのは、5月24日に同校で行った授業と同様、「中立」の概念についてです。

そして、昨日、いじめ予防授業の後に、授業に参加した学生の皆さんに書いていただいたアンケートへの回答を学校に返送しました。

アンケートには、授業の感想とともに、ご質問がある場合にはご質問を書いていただいています。そして、ご質問をいただいた場合には、それに対する担当弁護士なりの回答をお返ししています。 鋭い質問をいただいて、弁護士としてもどう答えるのが良いのか悩みながら回答を作成することも多々あります。

お返しした回答が少しでも皆さんのお役に立てば、大変嬉しく思います。

 

ストップいじめナビ!弁護士チームとしましては、これからも積極的に授業・講演活動を行っていく予定です。


【いじめ予防授業】大妻中野中学校1年生

2017-07-03

 

平成29年6月28日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士真下麻里子、小島秀一、飯野恵海、卯木叙子、金子春菜、西野優花の6名が、私立大妻中野中学校にて中学1年生を対象にいじめ予防授業を行いました。

今回の授業では、グループの中に居場所がなくなっていくという具体的な事例を用い「いじめ」とは何かということを学んでいただきました。 また、いじめ防止対策推進法で「いじめ」がどのように定義されているのかを説明しました。

近年問題となることが多いSNS利用に関する注意点も弁護士の視点からお伝えしました。 生徒さんからは、「こういう場合だったらどうか。」「これはいじめにあたるのか。」といった質問を多数いただきました。 事例を通して、積極的にいじめに対する理解を深めていただけたようで嬉しく思います。

ストップいじめナビ!弁護士チームは、これからも積極的に講演・授業活動を行っていきます。

 

(写真:上・金子春菜、下・飯野恵海の授業風景)

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【いじめ防止講演】富士見中学校で実施

2017-06-26
私立富士見中学校で講演しました。
平成29年6月22日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士真下麻里子と金子春菜が私立富士見中学校にて、中学1年生を対象に講演を行いました。
今回の講演では、物の貸し借りからトラブルに発展するという学校生活の中で起こりうる事例を用い、「いじめ」とは何かということを学んでいただきました。
講演では、いじめ防止対策推進法で「いじめ」がどのように定義されているのかを説明しました。
「いじめ」とは何かが人によって異なるままでは、いくら「いじめ」はダメといっても伝わりません。まずは「いじめ」とは何かを共通認識にしていただけたら大変嬉しく思います。
50分間の講演でしたが、みなさん熱心に耳を傾け、真剣に考え、発言してくださいました。
ストップいじめナビ!弁護士チームは、これからも積極的に講演・授業活動を行っていきます。
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【代表コメント】取手市のいじめ自殺の対応について

2017-06-08

茨城県取手市の中学生のいじめ自殺に関係した学校、教育委員会の対応に関して、代表の荻上が、レギュラーのラジオにて、コメントを出しましたので、ここにご紹介いたします。

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2017/6/5(月曜日)TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』(平日22時~)
「ディリーニュースセッション」

下記コメントの音声を、以下のSession-22のサイトからお聞きいただけます。

https://www.tbsradio.jp/153512

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「茨城県取手市の中学生自殺、中学校は「重大事態」と報告していたことが明らかに」というニュースについて、メインパーソナリティの荻上チキがコメントしました。

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(荻上)繰り返しになるけれど、繰り返さないと伝わっていかないので、何度もお伝えします。

いじめ防止対策推進法というものができました。その法律ができたことによって、各自治体や学校などは、いじめ対策などに対して組織だって対応しなくてはならないことになりました。

この法律の画期的なことの最大の一つに、学校の教師は、担任一人でいじめ対策をしてはいけない、それをしたら違法であるということになった、ということがあります。罰則はありませんが、違法状態になるわけです。

学校で適切なチームをつくって普段から対策に取り組むことについては、いじめ防止対策推進法で「22条委員会」と言います。なぜならば、法律の第22条に、いじめ対策のための組織を学校は設置しなければならないと書かれているからですね。この委員会は、日常的に設置しなくてはいけない。なにかがあったとき、いざという時に情報共有をしていく組織が、その22条委員会なんです。

また、同じ法律の28条に「重大事態の対処」について書かれています。重大事態が発生した場合は適切な支援をするために、学校は組織を作らなくてはいけないといっているわけですね。つまり、重大事態になったら、先ほどの22条委員会とは別に、別の組織をつくらなくてはいけない。

22条委員会はいじめ対策常設チーム、28条委員会は、○○さんのためのいじめ解決チームみたいなもの(名前はなんでもいいのですが)が、動かないといけないわけです。

「重大事態」とは何なのかというと、「生徒が自殺をしたケース」ではありません。そのはるか手前、生徒の生命、心身、財産に重大な被害が生じた「疑いがある段階」なんです。つまり「疑い」なんです。だから、子どもがSOSを発信している、もう学校に行きたくない、耐えられない、という時点でそれはもう重大事態なんです。

そりゃそうですよね、だって、学校も来れないぐらいおびえている、追い詰められているわけですから。あと一歩で不登校になるかどうかと心配される事態なわけなんですよね。そういうことは、そこから重大事態と設定して「大丈夫だよ」「先生がいまからチームで調べるからね」と伝えて動く。その間「学校に来れないようだったらプリント持っていくからね」とか、「別の教室で教えるからね」とか、あるいは「今日ヒアリングをして、そのことをちゃんと報告するからね」とか、そういうような対応をしなくてはいけないわけですね。

そういった重大事態のチームを設置した場合には、まず調査を行います。調査を行ったうえで、児童生徒とその保護者に対して適切に情報を提供しなくてはならないことが法律に書かれています(第二十八条2項)。そうした調査に基づいてさらに必要な指導を行うことになっているのですね。つまり、この場合において、重大事態というものは学校側が認定して調査をすることになっているんです。

それを今回、取手市の教育委員会が「いじめに該当しない」となぜ決議したことについては、法律上もよくわからないんですよ。だから、女子生徒の母親が何の権限があって教育委員会が該当しないとしたのか、と言っているのですが、その通りなんですね。

法律にもありますが、重大事態と認識した時点で、学校が適切に動かないといけなかった。この点で、学校の問題がまずあります。それに対して教育委員会に報告しても「重大事態にあたらない」という。教育委員会が現場のことをわからずに、いじめとは当たらないというのはなぜなのか。現場が重大事態と報告しているものについて「違うよ」というのはなぜなのか。その理由が隠ぺい以外に思い浮かばないんですね。

隠ぺい以外のケースがあるのだとすれば、いじめの定義がものすごく厳しすぎる自治体なのかと。このぐらいだったら学校のいじめとは言えない、といった偏見が考えうる。あるいはもう一つの可能性として、法律の解釈がものすごく間違っているか、無知か、ですね。

重大事態という単に言葉の意味だけとらえて、そのぐらいだったら何とかなると考え、重大事態ととらえなかったなど、いろんなケースがあって。そこで、あっそうか、隠ぺい以外の可能性もあるなと思ったわけです。まあでも、そのようなことを思われても仕方がないということだったんですね。

というわけで、学校側そして自治体側が適正な対応をできなかったのか、これからどうすれば適正な対応ができるのか、しっかりとした検証報告を出すために、第三者の専門家を入れて、自治体の活動などをチェックするべきです。その報告書をつくる第三者が本当の第三者でなければいけません。いじめについて詳しくないといけません。

本当の第三者というのはもともと自治体の顧問弁護士とか仲のいい弁護士をとりあえず呼びましたというのではだめなんです。なのでいろんな点を含めて検証しなくてはいけないことが明らかにあるので、そのあたりについても徹底的に、中から問題を発見してアピールしてほしいなと思います。

(以上・ストップいじめ!ナビにて書き起こしを行い、一部編集しています)

 

【参考資料】

いじめ防止対策推進法(文部科学省ウェブサイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1337278.htm

いじめの防止等のための基本的な方針(文部科学省ウェブサイト・平成29年3月14日改定)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/04/05/1304156_02_2.pdf

いじめの重大事態の調査に関するガイドライン  (文部科学省ウェブサイト・PDF:274KB)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/03/23/1327876_04.pdf


NPO総会の開催

2017-06-08

去る6月2日、NPO法人ストップいじめ!ナビの総会を行いました。
今年の秋で結成丸5年。NPOとしては3年たちます。

いじめの問題については、残念ながらまだまだ課題が山積しています。

でも、できることもいっぱいあります。

情報の共有と発信がますます重要になってきても、います。

今後も、いじめをとめる・なくしていくためにできる活動を、着実に続けてまいります。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

(写真は当日参加できたメンバーと一緒に1枚)

ストップいじめ!ナビ総会


【新聞掲載】朝日新聞「小さないのち 大切な君」に荻上コメント掲載

2017-05-31

5月29日、朝日新聞朝刊の「小さないのち 大切な君」の記事にて、代表の荻上チキがコメントを寄せました。

記事全文がウェブでもご覧いただけます。

いじめをなくすために 解決へ向けてできることは:朝日新聞デジタル
「■ストレス発散できる環境に 評論家・荻上チキさん」

http://www.asahi.com/articles/ASK5J3WJFK5JUUPI008.html


【弁護士チーム】豊島岡女子高校にて授業実施

2017-05-25

平成29年5月24日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士真下麻里子、小島秀一、石垣正純、足立悠、飯野恵海、金子春菜、馬場大祐と、当NPO副代表理事須永祐慈の8名が、私立豊島岡女子学園高等学校にて、高校一年生を対象にいじめ予防授業を行いました。

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豊島岡女子学園中学校を卒業したみなさんは3回目の、高校から豊島岡女子学園に入学したみなさんは初めてのいじめ予防授業です。

3回目のみなさんに対しては、これまでの二年間で学んだ「いじめの定義」と「いじめの構造」の概念を用いて、具体的な場面での行動の仕方について検討していただきました。

今回メインテーマとして取り上げたのは、「中立」の概念についてです。

いじめの問題においては「傍観者がいかに行動するか」が重要であると考えられていますが、その際、「行動しない理由」として必ずといってよいほど登場するものが

「私は中立でいたい」

というものです。傍観者からすれば、いじめもケンカも大差ないのかもしれません。

・「言い分」がありそうな悪口や無視、仲間外れをどう考えるか。
・それらを認識しながら、敢えて関わらないことは「中立」といえるのか。
・「中立」とは一体何なのか。
・「関わらないこと」がどんな効果をもたらすのか。

みなさん、たくさんの意見を出し合いながら、真剣に考えてくださいました。
この授業を通して、傍観者にできることはたくさんあること、色々な意見に惑わされないことが大事であることなどを学んでいただけたら大変嬉しく思います。

また、初めていじめ予防授業を受けるみなさんには、2クラス合同の講演形式で「いじめの定義」について学んでいただきました。

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物の貸し借りからトラブルに発展するという事例に関し、弁護士と不登校の専門家が掛け合いを行いながら解説したのですが、日常にありそうな事例であるだけに、みなさん大変興味を抱きながら聞いてくださいました。

この授業を通して、「いじめ」の定義は思っているより広いこと、その理由の大切さ、そして、相手に落ち度や自分の不満を「いじめ」という手段を用いて解決してはならないことなどを学んでくださったら大変嬉しく思います。

ストップいじめナビ!弁護士チームとしましては、これからも積極的に授業・講演活動を行っていく予定です。


【新聞掲載】小島秀一、朝日新聞にコメント(23日)

2017-04-25

◆朝日新聞・朝刊にストップいじめ!ナビ弁護士チームの小島秀一弁護士のコメントが掲載されました◆

4月21日から26日まで、朝日新聞・社会欄において「小さないのち」という、「子どもの自殺予防」に関する特集が連載されています。
その中で、4月23日(日)の朝刊に、小島秀一弁護士のコメントが掲載され、早期発見と早期対応の体制づくりの重要性を訴えました。
ご興味をもってくださった方は、ぜひ、以下の記事をご覧頂ければと思います。

「学校に言わないでって言ったでしょ」 命絶った息子
http://www.asahi.com/articles/ASK4N4T86K4NUUPI00D.html
小島のコメント部分をご覧になるには、会員登録が必要です)
子どもたちが健やかに成長していけるよう、ストップいじめ!ナビは、これからも積極的に活動をしていきます。


【授業実施】私立豊島岡女子学園中学校にて 4/19

2017-04-23

◆◇私立豊島岡女子学園中学校 いじめ予防授業実施◇◆

平成29年4月19日、「ストップいじめ!ナビ弁護士チーム」の弁護士真下麻里子、小島秀一、足立悠、飯野恵海、卯木叙子、石田愛の6名が、私立豊島岡女子学園中学校にて、中学2年生を対象にいじめ予防授業を行いました。

中学2年生は、昨年に続き、2回目のいじめ予防授業です。

本年度は、「いじめの構造」を理解するため、合唱コンクールの練習における生徒同士のすれ違いを題材にした事例を用いて、様々な立場からの問題解決方法を検討しました。

自分の考えと必ずしも同じではない人の立場に立って解決方法を検討するのは、生徒さんたちにとっても大変であったと思いますが、みなさん一生懸命検討してくださいました。
中には、とても画期的な解決方法を提案してくださった生徒さんたちもいました。

この授業を通して、「いじめ」という手段を用いなくても問題は解決できる、ということを学んでいただけたら大変嬉しく思います。

ストップいじめナビ!弁護士チームとしましては、これからも積極的に授業・講演活動を行っていく予定です。

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写真に映っている講師は、弁護士チーム、卯木

 


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